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2005年10月 4日 (火)

私の目指すものは

私たち『やきもの』を作るものは、陶器を作って売らなければなりません。
売るには値段を決めるわけですが、これが難しいのです。

原材料費や生産性を考えて、
結構、手間や時間がかかっているから、高めにしたい。
手作りだらか、その辺のところ分かってくれないかなぁ。
なんて、甘えたくなったりします。
でも、高くては買ってもらえないよなぁ。
などと悩んでしまいます。

私は一応普段使いの日常雑器が中心だから、
また、気軽に使ってもらいたいからと安めにしています。
でも、有名になって値段上げれないかな、なんて思ったりもします。

そんな折、今日こんな記事を見つかました。
滋賀県の陶芸家 中根 啓さんのブログ『今日のハプー』の本日の記事
 
手作りの生産性の低さを値段に転嫁したくない、
      
(中略)・・・・・・普段使いの道具であってほしいから

という趣旨のことが書いてありました。

思わず、『これだ!!』と思いました。
私も目指すものがそこにあるような気がしました。

でも安くするためには、生産性を上げなければなりません。
その辺りのノウハウもこの中根 啓さんのホームページで見ることが出来ます。
興味ある方は見てみてください。

中途半端な考え、中途半端な値段が一番いけないのです。
普段使いの食器を作るのなら、それに徹して、
効率よくたくさん作り、安く売る!
なんだか、もやもやしていたものが晴れたような気がします。

たぶん私が目指すものは『陶芸家』ではなく『陶工』なのです。
芸術家』ではなく『職人』ですね。
以前からぼんやりそう思っていたのですが、はっきりしましたね。

さぁ、職人なら職人らしく、その技術の向上を目指して作れ作れ!!

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コメント

コメントありがとうございます!!

膨大な数をこなしてこそ、わかること、身につくこともあるかもしれないですね
がんばってください!!

投稿: モリモリ | 2005年10月 4日 (火) 23時07分

滋賀東近江市 八風窯のハプーこと中根啓です。

きのう神戸のクラフトフェアから帰って
けさ丸本さんがぼくの記事に関連のコメント書いてくださったこと発見。ありがとうございました。

ぼくも独立した1985〜86年の1年間ほど・・・

なにを どう作り どう売っていくか 
陶芸家なのか 陶工なのか 伝統なのか 現代なのか
茶陶なのか 美術品なのか 実用の器なのか
造形か 表現か アレンジか コピーか
作品か 品もンか ・・・などなどと

いろいろと思い悩んでノイローゼになり
28才でスネをかじって仕事もせず
引きこもり状態になりました

昼夜逆転の生活でヒトと話しできなくなって
夕焼けニャンニャンを見るのが唯一のタノシミでした

ま 結局 1年たって

ええやんか 
自分の作った品で
多くの人が喜んでくれたら 
そんな暮らしの道具をつくらせてもらおう 
きっとどっかにヨロコンデくれるヒトもおるやろー
って線に ストン と気持ちが行きました

キビシー 時代ですが
おたがい がんばっていきまっしょい!

 


投稿: 中根 啓 | 2005年10月10日 (月) 09時41分

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