器はつかってもらってなんぼ
売れない陶芸家はアルバイトをしないと生活できません。
という事で、本日は近所の塗装工場でデータ入力のアルバイト。
(おいおい、アンタ、アルバイトばっかりかい! って声が聞こえそうですが・・・・・。)
この塗装工場は親戚が経営していて、塗装した部品の管理にパソコンを使っているのですがなにせ零細企業なもので人手がない、パソコンがよくわからない、ということで元SEの私に泣き付いてきたという次第で・・・。
今日はこのアルバイトの話ではなく、この工場にあげた私の器の話です。
私は以前(3年前くらいですかねぇ)ここに私の作ったマグカップを4個あげました。
うち2個は柄が取れてしまいましたが(泣)、後2個は健在です。
今でもごく普通に使ってもらってます。
そのマグはかなり使い込まれて、内側の貫入はかなり茶渋が染み込んでます。
作り手としては、その普段使いがうれしいのです。
自分の作品がそこの生活に溶け込みちゃんと機能している(か、硬い表現・・)、器冥利につきます。
私はそんな風に、生活に溶け込んだ食器作りをしていきたいと思っています。
長く使ってもらおうと思えば、軽くてシンプルなものと思っているのですが。
売れる物と作りたい物はなかなか一致しないのです。
この問題も掘り下げるとキリがなりませんが・・・・。
私がよく作る器は
ちょっとマットな粉引の器と灰釉の器。わら灰釉の器も好きですね。
今後ここでそれらの器の画像少しずつをアップしていきますので、率直なご意見あればお聞かせください、参考とさせていただきます。
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